税理士を目指そう

税理士のバッジ

税理士を目指す。そう考える方は、税理士という資格がいかに難易度の高いものかを理解した上で目指されていると思います。手に職をつけ、生活を築きあげていく上で、税理士は裕福な生活をするのに近づけるもののうちのひとつでしょう。

しかし、資格を取ったからといってすぐに生活が楽になるかというと、決してそうではないことも戒めておきたいものです。

わたしも親族が税理士事務所を構えており、事務所を開いたばかりの頃はよく手伝いをしていたものです。税理士は他の士業同様、人との信頼関係がなければ成り立たない職業。それゆえ、立ち上げの頃は常に外回りをし、どんなに無茶な仕事であってもしっかりと対応する。もちろんあまりにも理不尽なことには、面と向かって正直に叱る。そういったお客様との深い信頼関係を築きあげることで、紹介やクチコミが起こり、さらにお客様がついてくるのです。

あ、付き合いでお客さんが経営している美容室へ通うなんてこともしていました。ある種中小零細企業を応援する投資家のようなものでもあるかもしれませんね。お客様のビジネスが成功すれば、その分自分の実入りもよくなるわけですから。

そう考えると、ただ単に「裕福な生活をしたいから」というかたには向いていない職業とも言えるかもしれません。お客様の手がけるビジネスを、税理士として、あるいはコンサルタントの視点から診て、心の底から応援することができるようなひとこそ、税理士として成功するのではないでしょうか。開業から15年、多くのお客様を抱えるようになった、わたしの親族を見る限りそう感じます。

このサイトでは、これらのことを踏まえ、本気でお客様のビジネスを応援できる税理士を目指す方の応援をします。